Yahoo!虫眼鏡SEO

2010/12/10 Yahoo!スタッフブログ Yahoo!検索の品質向上に対する取り組みにて、スパム行為(サービス)に対するYahoo! JAPANの取り組みが掲載されていました。

Yahoo!検索で、単キーワードを入力すると上部と下部に虫眼鏡アイコンの横に、注目の検索キーワードが表示される場合があります。
Yahoo!虫眼鏡
ここに掲載されると、自社サイトに誘導しやすくなり二次的なSEOとなる訳で、
これが、Yahoo!虫眼鏡SEOといわれ、SEO業者がいるようですが、
今回、その対策をYahoo!ではスパムと明言しました。

また、この虫眼鏡SEOの勧誘も依頼もスパムとみなし、両者を検索から除外する方針のようですが、Yahoo!で「虫眼鏡SEO」で検索すると、いまだに多くの虫眼鏡SEOを宣伝している業者が堂々と掲載されてるじゃないですか・・・
(自粛させる為の示唆でしょうか? しかし、この示唆が金曜日とは強烈ですw)
ユーザーにスパム報告を求めるよりも、
まずは、Yahoo!側でTDPで追放した方が早いと思いますが、
Googleとの連携で可能になったのでしょうか?
Yahoo!独自のアルゴリズムを取り入れるのでしょうか・・・

12/17日 追記

虫眼鏡SEO業者がYahoo検索から一掃さまれました!
先日、Yahoo!側で追放した方が良いと書きましたが、
Yahoo!さん、数日で綺麗に排除しました。
Googleとの差異もあります。(公取も納得でしょう)
こんな大規模な一掃作戦は過去にあったでしょうか?
しかも、
刑事・民事での法的責任を追求することがありますと示唆していましたし。

本来、
検索エンジンの主であるYahooの売上が、予想以上に上がらない要因の1つに、これらのSEO業者の存在があったのではないでしょうか。
スポンサー(広告主)は、
宣伝効果や費用対効果を考えますから、PPC広告やバナー広告より効率が良いSEOに手を出すのが心情・必然なので、これを一掃すれば、Yahoo広告を利用するスポンサーが増加するはず。
この辺の戦略は、奥が深いはずで、
スパム排除を表向きとしたYahoo商魂に感服致しました。
次のターゲットは、外部リンクの購買サイト対策かも!

2010年、SEO業者散る・・・
2011年、最強のGoogleエンジンを内に秘めたYahooが更に飛躍の年になるのでしょうか。
それこそ、
一般ユーザーをターゲット層にして囲い込みを狙う目に見えないバックグラウンドでの独占禁止法かも。

いやいや、
今回は、スパムの線引きを明確に表明し、ユーザーの為に良い検索結果を反映しようとするYahooの姿勢を称えるべきでしょう。


コメント

コメントを書く
お名前:

メール:

Web URL:

コメント: [必須入力]

認証コード: [入力必須] ※ 画像の文字を半角で入力してください。
認証 : 一二三

 ※ 承認されたコメントのみ表示されます。