ヤフー子会社のファーストサーバー(大阪)で、
平成24年6月20日(水)17時30分頃、大障害が発生し、
ウェブサイトやメールなどの顧客5,698件のデータ消失した。(総顧客数は想定 5万件程度)
一部は復旧したが、それ以外の復旧は困難な模様。
6月20日(水)17時30分ごろより、弊社一部のサービスにおいて
WEB・メールなどのデータが消失し、ご利用いただけない状態になりました。
ご利用のみなさまにはご不便をおかけいたしまして誠に申し訳ございません。
ファーストサーバ 障害専用緊急フリーダイアル
0120-353-024 , 0120-061-112
受付時間 9:00〜22:00(土日も受付け)
原因は、脆弱性対策の為の更新プログラムの記述漏れでの障害、
更に、バックアップファイルにも同じ適応をしていた為に全データが消去された。
つまり、人的ミスが引き起こした、データの損失。
損害賠償として、サーバ代金程度の損害賠償を予定しているそうですが、
当然、商用としての機会損失などの対価への損害賠償は対象外のようです。
(この機会損害と再構築が一番の問題なのですが!)
品質重視:品質保証制度(SLA)を謳っているだけに、
ECサイトの顧客も多く、通販での機会損失の二次被害は痛いはずです・・・
ウェブサイト制作会社が顧客用サーバを再販している場合は・・・
製薬会社大手の小林製薬でも被害を受けたそうですが、
既に自社内のウェブチームが自社データを用いて自力復旧させたそうです。
障害や災害にも備えて、データのバックアップは必須ですが、
データベースへの新規登録データのバックアップは厳しいし、
CMSでは、ウェブ上で直接書き込む場合も多いので被害が拡大&再構築も面倒・・・
メールもIMAPのみでの運用は考え物です・・・
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