ジョブズの「死後証言」でアップル勝訴

アップルのiPodが独占禁止法に違反しているとして、3億5000万ドル(約410億円)の損害賠償を求めた訴訟は、訴えを退ける無罪評決になりました。
アップル勝訴の決め手は、スティーブ・ジョブズ氏が亡くなる半年前に撮影された約30分のビデオ映像が法廷で再生され、ジョブズの死後証言が認められた。
死後もなおアップルを救った。

原告は、iPod購入者約800万人の集団訴訟で、アップル/iPodの音楽配信サービス「iTunes」が独禁法に違反していると訴えた。

争点は、iTunes 7.0のアップデート時に、デジタル著作権管理(DRM)技術「FairPlay」をリバースエンジニアリングした競合音楽ストアからの楽曲を検出すると、ユーザーのiPodを無効になるようなセキュリティ処理されていた。
このアップデートが他社を制限するネガティブな行為ではないのか?という点。

訴状:
  • iTunesの利用を強いられた。
  • 他社で購入した楽曲が再生できなかった。
  • ソフトウエアの更新で楽曲が消失した。
答弁:
  • 「楽曲が失われた証拠がなく、損害は与えていない」
  • 映像の中でジョブス氏は、
    「iTunesのシステムから楽曲を盗もうとするハッカーに対処する必要があり、結果として他社サービスが排除されているとすれば、それは付帯的損害にすぎない」と主張していた。

個人的な疑問としては、
この原告団の消費者達は、今どういう気持ちなんだろう?
今後「アップル商品を購入するのだろうか?」という点です。


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