Google ペナルティの確認

ウェブサイトの検索順位が突然落ちたとか、圏外になったとかいう話は良くあります。
ウェブだけに依存したマーケティングのオーナーは、死活問題です。

といっても、ウェブスパム行為のペナルティで、Googleによって手動削除(インデックス削除)されるウェブサイトは、全体の2%も無いそうです。
しかし、その2%に自サイトが入る可能性もあるので、
ペナルティかどうかのチェックが必要です!

ウェブマスター ツールの手動対策ビューア
2013/8/9 → 8/13 サービス提供を開始
ウェブマスターツールで、手動ペナルティのチェックが可能になりました。
ウェブマスター ツールの手動対策ビューア
ウェブマスターツール → 検索トラフィック → 手動による対策

問題が無ければ、
手動によるウェブスパム対策はみつかりませんでした。
と表示されます。


Googleアルゴリズム更新

2012年10月23日、
Googleのアルゴリズムが更新されました。

独自コンテンツを持つサイトをより積極的に表示するよう変更を実施しました。この変更は、日本語検索結果の約5%に影響する見込みです。

Googleは「独自コンテンツが重要」と言い続けていますが、
まだまだコピペサイトだらけです。
Googleが本気で排除しないから、
SEO=コピペ などと一部のユーザーには認識されているそうです・・・

Google先生の権威は何処へ? 完全になめられてますね。


「極秘情報」Googleで上位表示する方法

Google検索で上位を確保する事は、ビジネスでの成功を意味します。
そんなのSEO情報(Googleの極秘内部情報)を
GoogleのMatt Cutts氏が暴露?しています。

多くの日本人アホリエイターアフィリエイターが大真面目に実践しているそうです・・・
夢があって良いですね・・・ So funny!


日本版パンダアップデートが日本上陸

先日、上野動物園でパンダの赤ちゃんが死亡しましたが、
1週間後の2012/7/18、Googleのパンダが日本で誕生しました。(韓国版も同時進行)

パンダ・アップデートとは、
2011/2/24にGoogleが新たに導入した強烈なアルゴリズムで、検索ユーザーにとって役立つ順位を反映させる為のアルゴリズムの1つです。(その他にも複数のアルゴリズムが存在します)
このパンダ・アップデートが1年半の研究を経て、日本でも導入された訳です。

経緯はどうでも良いのですが、
検索ユーザーにとって、似たようなサイトを何度も開くのは時間の無駄になることが多いはず。
例えば、新聞やTVで同じニュースを見るのも良いですが、
別のニュースを見せられた方が興味が湧き注目します。
プロ野球ニュースでも、同じ結果だとわかっていても、VTRや解説者が別の角度で解説されると再度じっくり見てしまいます・・・
同様に、ウェブ検索で調べものしている場合に、同じ説明サイトを何度も見るよりも、別路線のサイトを見る方が良いのではないでしょうか。

このように、コピーサイトのようなオリジナリティーが薄いサイトが落とされる傾向なので、販売サイトなどでメーカースペックだけを紹介しているようでは重複コンテンツが増えるばかりで、興味の湧かないサイトになってしまい・・・
米Google検索では、11%程度の影響を受けたそうで、
日本では、4%程度の影響と言われています。

Googleに嫌われないよう、
いえ! ユーザーに好かれるようなサイト制作を心掛け、
オリジナリティ溢れる、少しでもワクワクするような独自の記事にしたいものです。


Googleアルゴリズム変更

Googleアルゴリズム変更が話題になっていますが、
35%の検索クエリに対して影響するそうです。

Caffeineの影響で最新の情報が上位になりやすく、
特に、ニュースや旬の記事では順位の変動が大きいでしょう。
マーケティングでは、
イベントなどはもちろん、パソコンや電化製品の様な最新のモデルチェンジが激しい商材に対して旬な情報をいち早く提供できる。
そんなアルゴリズムの変更です。

ただし、最新の情報が上位になりやすいといっても、
新規サイトや更新ページが上位になる訳ではありません。
世の中には、古くからの老舗サイトだからこそ充実した情報も多く、
それらの情報は、カテゴリ的な分類が違うので、
35%に影響といっても、
最新情報関連のキーワードだと100%の変更率で、
一般記事の場合だと全く変化の無いカテゴリも存在する訳です。
単に、部分更新するだけでは全く意味がありません。


グーグル ページランク更新
2011/11/8
グーグル ページランクがメジャー更新したようです。
1ランク程度上下している場合が多いようですが、
ページランクは、検索順位とは別物で、被リンク効果も大きく影響します。

Google八分 Googleペナルティ

Googleでは、ウェブマスターの為に、
ウェブマスター向けヘルプフォーラムがありますが、
ここでは、検索エンジンでの疑問など質疑応答されています。
その中で先日、某ブログが、
Google八分でインデックス削除されたとの投稿記事がありました。

Google八分、Googleペナルティは、
Googleにスパム判定され、検索順位/結果の登録を抹消するペナルティの事。
このGoogleペナルティを食らえば、絶望感を味わう事でしょう・・・
特に商用サイトなら死活問題です!

皆さんならどうしますか?
気にしない何も知らない、気付かない人は放置状態ですし、
SEOを導入している人や
ウェブマスターに登録している人なら回避策を考え、
再登録/順位回復を願うでしょう。

まずは、原因の追及です。
今回は、自らのスパム行為でのペナルティだったようですが、
本人自身の原因に気付かずに、別の原因を追及していたようです。
やっぱり、自分の事は棚に上げちゃったり、
最初に気づいたところを疑いますよね・・・
Google社員のKyotaroさんのアドバイス通り、

今一度ウェブマスター向けガイドラインをご案内させて頂きます。
http://www.google.com/support/webmasters/bin/answer.py?hl=jp&answer=35769

ガイドライン違反を全て改善し、
ウェブマスターツールで「再審査リクエスト」を申請しましょう。

今回は、外部で盗用サイトを発見したので、
デジタルミレニアム著作権法や
誤審・冤罪・再審査など対処方法で大騒ぎになり、
特例で、Googleチームが調査/対処してくれたようです。
例の盗用サイトについてのGoogle側のコメントは無かったですが・・・
ミラーサイト、コピー/パクリ/盗用サイトなどの
全スパムサイトにも早急に対処して欲しいですね。


サブドメインの検索結果の限定数

Googleの検索結果は、2010年より
1ドメイン配下で、最大4ページが表示されます。
以前は、2ページしか表示されませんでした。(インデントされたり)

画像例で、1がトップページとして判断され表示されますが、
2,3,4,5は、同ドメイン配下のサブページとして、4ページ表示されます。
googleサブディレクトリ
つまり、上位5ページ独占も夢じゃない話です。

ブログSEOでは、
後発ブログなら、サブディレクトリ型ブログよりも
サブドメイン型ブログがSEOで有利と言う声も多かったのですが、
現在は、2倍の4ページ(4URI)が表示されるので、
検索上位の強いブログが同じブログサービス内に存在していても、
以前は一切検索表示されなかったのに、
いきなり3位や4位で登場する可能性すらあります。

但し、
○○○からの検索結果»

「最も的確な結果を表示するために、上の○件と似たページは除外されています。
検索結果をすべて表示するには、ここから再検索してください。」

をクリックすると同ドメイン内の複数ページが
多く表示されるのは、Googleの元々の仕様です。

ドメイン、サブドメイン、ブログサービスの説明

相互リンク詐欺

相互リンクを依頼されたとの事で、クラさんに相談されました。
依頼メールの内容は、
「双方のメリットの為に、御社HPとの相互リンクをお願いさせて頂きたく存じます。」
との事だそうです。

依頼主のウェブサイトを拝見すると、
若い女性店主の顔写真を掲載しているような綺麗な商用サイトなので、
少し安心したのですが、
サイドメニューに、Link集が1.2.3.4.5ページもあり、
相互リンクしまくり放題の商用サイトでしたw

念の為に、Link集ページも拝見すると、
FirefoxのSEアドオンに全リンクが反応!
rel="nofollow"が仕込んでありました。
<a href="http://example.com/" rel="nofollow">リンク</a>

簡単に言えば、リンク先をフォローするか、しないかの問題で、
rel="nofollow"を付ければ、
「リンクは貼るけど、リンク先は無関係サイトだよ」って事。
(nofollowは、掲示板やブログコメントなどでも利用されます)

本来、相互リンクというのは、
お互いのギブアンドテイクの被リンク効果で、
検索エンジンで優位になるという、古風なSEOなのですが、
(近年は、相互リンクをベタベタ貼るとサイト品質を下げるとも言われています)
相互リンクでアンカータグにrel="nofollow"を入れるサイトは、
検索エンジンに、その発リンクポイントを無視させるので、
発リンク先への効果は一切ありません。
nofollowが無い方の被リンクポイントだけがカウントされるので、
結果、ギブアンドテイクの双方のメリットは無く、
相互リンクの構図は崩れ、一方通行のSEO効果となります・・・

Googleでは、有料広告の場合には、rel="nofollow"を入れて、
被リンク効果を発生させないようにガイドラインでも謳っています。
クリックさせるだけの有料広告は、rel="nofollow"ならOKだが、
検索結果を意図的に上げる為の有料リンクやリンクファームはNGって事です。
これは、
検索結果を公平にする為でもあり、
意図的に検索結果が有利になってもいけないし、
有料広告が有料リンクになってはいけないからです。

つまり、この女性店主のサイトが、
正規リンクの受け手として有利になるSEO効果を得ようとしている相互リンクを装った詐欺です。
(詐欺と言うほどの実際の被害はありませんが)
既にこのサイトと関わっている200件程度もの相互リンク先のサイトオーナーが、
この女性店主に騙されている訳なのです・・・

相互リンクの依頼が来た場合には、nofollowが本当に無いか、アンカータグのソースを確認しましょう。

追記: そのページがrobot拒否しているページの場合も無意味なので、要確認。


リスティング広告(PPC広告)

リスティング広告(PPC広告)は、
Yahoo! JAPAN(旧Overture)と
Google(AdWords)が大手ですが、この二社が最近、
新規顧客の獲得合戦で激戦中のようです。

まず、Yahoo! JAPANですが、
Yahoo(3/15日迄)
このようなアフィ広告の報酬を3倍にして宣伝を煽っています。
更に、面倒な初期設定などを専任スタッフがやってくれる
アシストプラン(通常:30,000円〜98,000円)が、
アシストプランが、0円
更に、抽選で300名様にクリック料金3,000円プレゼント!
なんて、大々的なキャンペーンをやっております。
http://listing.yahoo.co.jp/service/asplan/index.html

次に、Google AdWordsでは、
過去に、3,000円や5,000円の
無料クーポンをばら撒いていましたが、
今回は、(郵送・メールでお知らせ)
AdWords広告の再開で、10,000円分の無料クーポン 進呈中!
これは、大判振る舞いです!
下記サイトで(25分程度の動画ですが)
https://google.connectsolutions.com/p91336963/
AdWords広告の仕組みや効果的な広告掲載方法を解説しています。

日本でのGoogleの知名度は、
最近のTVCMなどの成果もあり、かなり上昇中ですし、
ここで一気に顧客を獲得したいでしょうが、
元祖リスティングの王者Yahoo! JAPANが、
NO.1の座を黙って譲る訳がありません・・・


Yahoo!虫眼鏡SEO

2010/12/10 Yahoo!スタッフブログ Yahoo!検索の品質向上に対する取り組みにて、スパム行為(サービス)に対するYahoo! JAPANの取り組みが掲載されていました。

Yahoo!検索で、単キーワードを入力すると上部と下部に虫眼鏡アイコンの横に、注目の検索キーワードが表示される場合があります。
Yahoo!虫眼鏡
ここに掲載されると、自社サイトに誘導しやすくなり二次的なSEOとなる訳で、
これが、Yahoo!虫眼鏡SEOといわれ、SEO業者がいるようですが、
今回、その対策をYahoo!ではスパムと明言しました。

また、この虫眼鏡SEOの勧誘も依頼もスパムとみなし、両者を検索から除外する方針のようですが、Yahoo!で「虫眼鏡SEO」で検索すると、いまだに多くの虫眼鏡SEOを宣伝している業者が堂々と掲載されてるじゃないですか・・・
(自粛させる為の示唆でしょうか? しかし、この示唆が金曜日とは強烈ですw)
ユーザーにスパム報告を求めるよりも、
まずは、Yahoo!側でTDPで追放した方が早いと思いますが、
Googleとの連携で可能になったのでしょうか?
Yahoo!独自のアルゴリズムを取り入れるのでしょうか・・・

12/17日 追記

虫眼鏡SEO業者がYahoo検索から一掃さまれました!
先日、Yahoo!側で追放した方が良いと書きましたが、
Yahoo!さん、数日で綺麗に排除しました。
Googleとの差異もあります。(公取も納得でしょう)
こんな大規模な一掃作戦は過去にあったでしょうか?
しかも、
刑事・民事での法的責任を追求することがありますと示唆していましたし。

本来、
検索エンジンの主であるYahooの売上が、予想以上に上がらない要因の1つに、これらのSEO業者の存在があったのではないでしょうか。
スポンサー(広告主)は、
宣伝効果や費用対効果を考えますから、PPC広告やバナー広告より効率が良いSEOに手を出すのが心情・必然なので、これを一掃すれば、Yahoo広告を利用するスポンサーが増加するはず。
この辺の戦略は、奥が深いはずで、
スパム排除を表向きとしたYahoo商魂に感服致しました。
次のターゲットは、外部リンクの購買サイト対策かも!

2010年、SEO業者散る・・・
2011年、最強のGoogleエンジンを内に秘めたYahooが更に飛躍の年になるのでしょうか。
それこそ、
一般ユーザーをターゲット層にして囲い込みを狙う目に見えないバックグラウンドでの独占禁止法かも。

いやいや、
今回は、スパムの線引きを明確に表明し、ユーザーの為に良い検索結果を反映しようとするYahooの姿勢を称えるべきでしょう。